日本語

ニュースAnthropicジェイコブ・コクソン

Anthropicの研究者が退社し、AI業界の開発競争を批判

米Anthropicの研究者であるジェイコブ・コクソン氏は、自身のX(旧Twitter)への投稿で、同社を退社したことを明らかにしました。コクソン氏は、これまで米OpenAIとAnthropicの両社で3年間にわたり事前学習の研究に従事してきたと述べています。

コクソン氏は、OpenAIとAnthropicの両社が「責任ある行動を取っていない」と批判しました。自己改善型の超知能(人間を超える能力を持つAIシステム)に向けた競争が、人々の生命を危険にさらしているとの見解を示しています。同氏は、政府による介入や業界全体での減速がない限り、責任を持って超知能を構築できる企業は存在しないと結論づけました。

また、コクソン氏は現在の開発スピードについて、来年末には制御不能な状態になっている可能性があると述べています。社内では「正念場」や「終盤戦」といった言葉が使われ始めているとも指摘しました。同氏は、AI開発に携わる人々に対し、システムの内部動作を十分に理解しないまま開発を継続することの是非を問いかけています。

出典

  1. Anthropicの研究者が退社し超知能の開発競争を猛批判──「来年末には制御不能になる可能性」 (ITmedia AI+、2026-09-09)