Metaは、自社のAIシステムを支えるデータセンターの保守管理を目的として、ロボットの試験運用を行っていることが報じられました。
試験運用では、ネットワークケーブルの交換やサーバーの再起動、機器の点検などが含まれています。ロボットはWatney Robotics、Kinova、ABBなどの製品を用いています。一部の施設では、棒状の部品を持つロボットを遠隔操作して、デバイスの電源ボタンを押して再起動させるシステムも導入されているといいます。
課題も存在します。
障害物やバッテリー寿命、密集したケーブル配線といった問題が指摘されています。また、ロボットが特定の職種における作業の最大80%を代替する可能性についても、従業員から懸念の声が上がっています。
Metaの広報担当者は、熟練労働者の不足に対応するため、引き続き従業員の採用と研修を行っていると述べています。同社は2026年6月にも、データセンター建設に向けた研修プログラムを開設しました。
一方、Metaのロボティクス担当シニアマネージャーであるエリック・シュー氏は、データセンターへのロボット導入の長期目標について、インシデント対応の迅速化や予防保守が可能になることであると述べています。
出典: データセンターのケーブル交換やサーバーのリセットといった業務を処理するためにMetaがロボットをテスト中(GIGAZINE、2026-08-31)