NVIDIAは、ネットワーク上の利用可能な計算リソースを連携させるための無料ツール「PAIR (Personal AI Router)」を公開しました。
PAIRは、ネットワーク内にいる要件を満たしたPCを検出し、推論タスクを適切なノードへ割り当てます。リクエストを受け取ったプロキシが、エンジンやモデルの要件を特定してノードを選定し、実行結果を送信元に返す仕組みです。
このツールはOllamaやLM Studioと互換性があり、新たなAPIを必要としません。また、ジョブの割り当てがない時には、不要なノードの電源をオフにしたり休止状態にしたりする機能も備えています。
デモンストレーションでは、5つのサブエージェントを実行するワークロードにおいて、複数の端末をPAIRでクラスター化した結果、単一のPCのみの場合と比べて処理時間を大幅に短縮できたとしています。
動作環境はWindows 11、DGX OS、Ubuntu 14.04、macOS Tahoeです。GPUはGeForce RTX(20シリーズ以降)かDGX Spark、Mac M4以降に対応しており、最低8GBのメモリが必要です。
出典: NVIDIAが重たいAI処理を同一ネットワーク内のPCに割り振れる無料ツール「PAIR」を公開(GIGAZINE、2026-09-04)