Cohereの共同創設者兼CEOであるAidan Gomez氏は、AIガバナンスを巡って継続されている議論に対し、自身の見解を表明しました。Gomez氏は、シリコンバレーの市場支配的な少数のAI企業が、世界全体の安全基準やルールを定義するというモデルに反対しています。

同氏は特に、AnthropicのCEOであるDario Amodei氏が公開したロードマップなど、安全性を名目に政府の独占禁止法免除を求める最近の提案を批判しています。Gomez氏は、こうした取り組みは、小規模な開発者が満たすことのできない膨大な計算能力や大規模なインフラ要件といった高い参入障壁を設けることで、既存の企業を保護する「カルテル」を生み出すリスクがあると指摘しています。

Gomez氏は、真のAI安全性には、学者、市民社会、オープンソースの開発者を含む多様なステークホルダーが関与する、包括的でエビデンスに基づいたプロセスが必要であると主張しています。また、安全規則は既存の業界リーダーの商業的な優位性を維持するために機能するのではなく、分野全体のリスクを低減するように設計されるべきであると強調しています。


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