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規制・政策レオノーラ・リッセエリーゼ・ステファンソン

女性の割合が高い職種ほどAIによる自動化の影響を受けやすい可能性

クイーンズランド工科大学のレオノーラ・リッセ氏と、オーストラリア国立大学のエリーゼ・ステファンソン氏は、Jobs and Skills Australia (JSA)のデータを分析した結果を報告しました。

JSAは職業ごとに自動化にさらされているスコアを算出していますが、このスコアが高い職種には女性が多く含まれていることが分かりました。

自動化のリスクが最も高い上位20の職業のうち、15が女性が多数を占める職種でした。

事務職も自動化の影響を最も受けやすい職種のひとつに挙げられています。事務職は、従業員の70%以上が女性であり、オーストラリアの労働力全体の女性にとって、ほぼ5人に1人の雇用機会を提供しているとしています。

一方で、自動化の影響が低い職種の上位20を見てみると、17が男性の多い職種でした。女性が多い職種は、家庭内清掃員、商業施設清掃員、マッサージ師の3つに留まっています。

リッセ氏らは、自動化の影響を受ける職種では、求人数が過去3年間で減少している傾向があると指摘しています。

例えば、2026年6月の全求人数は前年同期比で約1.7%の減少でしたが、秘書や簿記係の求人は約22%と大きく減少していました。

研究チームは、AI政策にジェンダーの視点を取り入れることで、ジェンダー平等な経済と適応力のある労働市場を支援できると述べています。


出典: 女性の割合が多い仕事の方がAIによる自動化の影響を受けやすい可能性がある(GIGAZINE、2026-09-06)