OpenAIやAnthropic、DeepMindといった主要なAI企業では、エンジニアの職種名を「Member of Technical Staff(MTS)」とすることが一般的になっています。
この変化は、AI開発におけるエンジニアの役割が、単なるソフトウェア開発に留まらず、より広範な技術的貢献を求められるようになっていることを反映しています。
かつてはAT&Tがこの名称を使用していました。その後、1960年代にはBell Labsでも採用されていた経歴があります。
現在、この職種名はAI業界を中心に広がっています。OracleやSalesforce、VMwareといった既存のテック企業でも一部の職種としてMTSが使われています。
一方で、従来の「ソフトウェアエンジニア」という名称を維持している企業も存在します。Anthropicは、特定の役割に対してソフトウェアエンジニアという名称を使用しているとしています。
職種名の変更は、企業の組織構造や役割の定義に関わる重要な変化です。AI分野におけるエンジニアの定義が、現在進行形で変容していることを示しています。
出典: なぜAI企業は社内で「ソフトウェアエンジニア」と呼ばなくなったのか 広がる「MTS」と職種の未来(ITmedia AI+、2026-09-04)