ソニー・ミュージックパブリッシング(SMP)とワーナーチャペルミュージック(WCM)は、AI「Claude」の開発元であるAnthropic、および同社の共同創業者であるダリオ・アモデイ氏とベンジャミン・マン氏を相手取り、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に訴状を提出しました。

両社は、AnthropicがClaudeのトレーニングにおいて、自社が著作権を保有する数え切れないほどの楽曲を違法に収集して利用したと主張しています。具体的には、テイラー・スウィフトやマライア・キャリーなどの楽曲が含まれるとしています。また、Claudeが生成する出力データとして、これらの作品が体系的に複数回複製されたとも指摘しています。

損害賠償額は、侵害された作品1点につき最大15万ドル、著作権管理情報の削除が疑われる事例については1点につき最大2万5000ドルを求めています。対象となる作品は数万点に上るため、賠償額は数十億ドル規模に達する見込みです。このほか、著作権侵害物の複製物の破棄や、トレーニングデータに関する説明も求めています。


出典: ソニーとワーナーが共同でAnthropicを提訴、楽曲をClaudeのトレーニングに利用された「史上最大かつ最も甚だしい知的財産窃盗事件」(GIGAZINE、2026-08-31)