OpenAIは、金融サービスに特化したChatGPTの体験を提供する「ChatGPT for Financial Services」を発表しました。このサービスは、Daloopa、PitchBook、LSEG News、Crunchbaseなどのプロバイダーによるプレミアムデータを組み込んでおり、ユーザーがデータの出典を詳細に確認できる仕組みを備えています。
本製品は、Morgan StanleyやEvercoreとのデザインパートナーシップを通じて開発されました。投資銀行業務や株式リサーチにおける、信頼性の高いデータへのアクセスと高品質な成果物作成という課題の解決に重点を置いています。機能面では、情報の検索、金融推論、成果物の生成において高度な能力を持つ「GPT-6 Astra」がネイティブに搭載されています。これにより、複雑な財務書類内の数値や表、注釈の理解、分析結果のドキュメントやスプレッドシートへの合成などが可能です。
また、組織の管理者によるテンプレートの管理や、既存のデータサブスクリプション(S&P Capital IQ、MSCI、Dow Jones Factiva、Moody'sなど)との統合、エンタープライズレベルのセキュリティ管理機能も提供されます。OpenAIは、顧客のビジネスデータがデフォルトでモデルの学習に使用されないことも明示しています。
出典:
- Introducing ChatGPT for Financial Services(OpenAI News、2026-09-10)