東京都文京区の本郷真砂ハートクリニックは、診療の質向上と業務効率化のため、院内に設置したAIサーバー(ローカルLLM)を利用して診療情報の処理を行っているとしています。
クリニックでローカルLLMを活用、院長がMac Studioで環境を構築
同クリニックの村岡洋典院長は、米Appleの「Mac Studio」を用いて自ら運用環境を構築しています。主な用途は、過去の診療情報の要約と、音声認識を利用したカルテ作成の補助です。すべての処理は院内の機器内で完結しており、情報の取り扱いに関する注釈を掲載しています。
医療現場向けのAIサービスを提供し、ローカルLLMの環境構築を手掛けるGENSHI AIの長嶋大地代表によれば、同分野では既に20件以上の問い合わせを受けているといいます。同社は、問診時の音声文字起こしや要約、カルテへの転記といったニーズに対し、米NVIDIAの「DGX Spark」を用いたサービスの提供を行っています。同サービスでは、Googleの「Gemma 4 31B-it」のほか、医療情報処理に特化した独自開発のモデルが組み込まれています。
出典
- ローカルLLM利用のクリニックが話題 院長自ら環境を構築 「医療機器より安い」は本当か (ITmedia AI+、2026-09-17)