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Sakana AI、複数LLMを動的に統括する新サービス「Sakana Fugu」を提供開始

Sakana AIは、複数の強力なモデルを動的に組み合わせることで高いパフォーマンスを実現する「Sakana Fugu」を提供開始しました。同サービスは、単一のベンダーへの依存を排除し、複雑なマルチステップタスクに対応します。専門特化型のモデル群を一つのAPIから利用でき、タスクごとのモデル選択と切り替えはFuguが自動で担います。これにより、API周りの煩雑さを抑えつつコストパフォーマンスを高められるとしています。

技術的な基盤は、ICLR 2026で発表された「TRINITY」と「Conductor」の2本の論文にあります。TRINITYは、軽量な進化型コーディネーターが複数のLLMを統括し、各モデルに「Thinker」「Worker」「Verifier」などの役割を割り当てて適応的に作業を振り分けます。Conductorは強化学習により、エージェント間の自然言語ベースの協調戦略やプロンプトを自ら設計します。これにより、多様なLLMの集まりが単体のモデルを上回る力を発揮するとしています。

提供されるモデルは「Fugu」「Fugu Ultra」「Fugu Cyber」の3種類です。いずれもOpenAI互換APIを通じて利用できます。「Fugu」は高性能と低レイテンシを両立し、日々のコーディングやチャットボットなどへの標準的な組み込みを想定しています。ユーザーはデータプライバシーやコンプライアンスの要件に合わせて、モデルプールから特定のエージェントを除外することも可能です。なお、GDPR等のEU・EEA規制への対応を進めており、現在は同地域での提供は行われていません。


出典: Sakana Fugu(HN 247pt・127コメント)(HN Search (backfill)、2026-06-22)