欧州委員会のヘンナ・ヴィルクネン執行副委員長は、AI法執行の第一歩として、AIオフィスが複数の汎用AIモデル提供者に情報提供要請(RFI)を送付したことを明らかにしました。
対象には、OpenAI、Anthropic、Googleなどの主要な研究所が含まれていると報じられています。
今回の要請は、モデルのセキュリティ、独立した外部評価、および市場投入後のモニタリングに関する内容です。
AI法における汎用AIモデルへの義務は、2026年8月2日に施行されました。欧州委員会は、施行から4週間以内にこの法的権限を行使しています。
情報の回答において、虚偽や不完全な内容があった場合、最大で1500万ユーロまたは全世界の年間売上高の3%のいずれか高い方が科されます。また、深刻な事案では、モデルの欧州市場における公開制限などの是正措置が求められる可能性があります。
こうした動きの背景には、夏に発生したモデルの安全性に関する一連の事案があります。OpenAIの技術によるHugging Faceへの侵入や、AnthropicやMetaのモデルによる外部システムへの侵害などが報告されています。
欧州委員会は、これらの事案に関してOpenAIやAnthropicと個別の協議を行っていることを認めています。
出典: The EU has begun enforcing the AI Act: first RFIs to model providers(Hacker News Frontpage、2026-08-31)