OpenAIの最高財務責任者(CFO)であるサラ・フライアー氏は、サンフランシスコで開催されたカンファレンスにおいて、ChatGPTの広告事業について、広告導入から7カ月で年換算売上高が10億ドル規模に達する見通しであると述べました。現在は、無料ユーザーと有料サブスクリプションユーザーの双方に対し、ChatGPTの回答下部へ簡易な広告を表示しています。
OpenAIは、検索広告の「意図把握」とソーシャルメディア広告の「文脈把握」の長所を組み合わせた広告基盤の構築を目指しています。同氏によれば、ChatGPTのユーザーは通常の検索よりも多くの情報を直接入力するため、購買意図を高い精度で把握しやすく、ユーザーに関する記憶情報を持つことで個人単位に近い広告配信も可能になるとしています。また、AIに最適化した広告フォーマットの開発にも取り組んでいると述べています。
同社は、大規模なAI研究開発やデータセンター建設に伴う多額のコストを賄うため、収益源の確保を急いでいるとみられます。OpenAIは2027年末までに株式公開(IPO)する可能性について言及しており、広告事業の拡大がその財務基盤を支える戦略の一つとなる見通しです。
出典:
- OpenAI、ChatGPTの広告事業拡大 年換算10億ドル規模に - 디지털투데이(Google News: OpenAI、2026-09-09)