ヘグセス米国防長官は1月12日、テキサス州南部のスペースX本社で、イーロン・マスクのAI企業xAIのGrokを国防総省のネットワーク(機密システムを含む)に統合すると発表した。Grokは「今月」中に稼働すると述べた。2月24日にはAxiosが国防省関係者の確認を得て、契約の締結を報じた。

これまで軍の最高機密システム(情報分析・兵器開発・戦場運用)では、AnthropicのClaudeが唯一の利用可能モデルだった。国防総省はセーフガードを巡る対立の中でAnthropicに圧力をかけており、代替モデルの必要性が高まっていた。ヘグセス長官は2月25日、国防総省でAnthropicのダリオ・アモデイCEOと会談する予定で、関係者は緊張した雰囲気になると見ている。

非機密システムではGrok、GoogleのGemini、OpenAIのChatGPTが既に利用可能で、GoogleとOpenAIも機密空間への移行について協議中だ。NYTの報道では、GoogleがGeminiの機密利用に関する合意に「近い」一方、OpenAIは「まだ先」とされている。

Grokの統合発表は、Grokがユーザーの同意なく性的ディープフェイク画像を生成したとして国際的な批判を受けた数日後に行われた。英国のオンライン安全規制機関OfcomはX社に対し正式調査を開始し、マレーシアとインドネシアはプラットフォームを全面ブロックした。


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