セキュリティ研究者cereblab氏は、Grok Build CLIがGitリポジトリ全体をGoogle Cloud Storageへ送信していたと報告しました。この挙動は、バージョン0.2.93のクライアントをmitmproxyで傍受した際の解析で判明しています。
xAI、Grok Build CLIのGitリポジトリ送信機能をサーバー側で無効化
送信対象は、エージェントがコーディングタスクで実際に開いたファイルに限らず、トラッキング中のリポジトリ全体と完全なGit履歴でした。12GBのテストリポジトリでは、モデルへの要求通信が約192KBである一方、ストレージへのアップロードは約5.1GBに達しました。
特に問題視されたのは、.envファイルに植えたカナリア資格情報がそのまま送信されていた点です。また、多くの開発者がデータ収集の制御と解釈する「Improve the model」トグルを無効にしても、アップロードは停止しませんでした。
報告が公開されてから1日後、研究者が再テストしたところ、サーバー側でdisable_codebase_upload: trueが返されるようになっています。6回の再テストでリポジトリのアップロードは観測されませんでした。
xAIからは、この機能の目的や範囲、既存データの保持方針に関する説明は出ていません。公式チャangelogでも、リポジトリ送信の挙動についての言及はありませんでした。
出典: xAI's Grok Build CLI Uploads Git Repositories to a Google Cloud Bucket(HN 100pt・2コメント)(HN Search (backfill)、2026-07-14)