個人研究者がpoliticalcompass.orgのテストを用い、主要LLM16種について政治的傾向を調査した。各モデルに対し、全問30回、逆転文30回、順序変更10回の計70回の実験を行った。約7万回の回答を分析した結果、Google、Anthropic、OpenAIのモデルに加え、Metaや中国勢のモデルも例外なく自由左派に分類された。
Grok 4.5の行動は特異だった。平均的な経済スコアは中央値付近だが、個別回答を見ると明確に二極化している。約5割の確率で経済スコア-5.9の左派人格となり、残りの約5割では+3.3の右派人格として回答する。社会軸はどちらの場合も自由主義的であり、この二極化は質問の順序や文の反転によっても再現された。
Grok以外の15モデルは、経済軸で-4.8から-8.6、社会軸で-5.0から-7.6の狭い範囲に集まっている。最も穏健だったのはClaude Fable 5で、最も左寄りだったのはGemini Flashだった。研究者はGrokの二極化について、学習コーパスの左派バイアスとシステムプロンプトによる右派寄り調整が不一致を起こしている可能性を指摘している。
出典: All major LLMs are lib-left. Even Grok, half the time(HN 42pt・79コメント)(HN Search (backfill)、2026-07-28)