Claude Fable 5.1は、サー・トーマス・アークハート(Sir Thomas Urquhart)によって作成された370-年前の暗号「Cyphral Distich」を解読しました。暗号とは、不正な読解を防ぐために特定の規則で符号化された短いメッセージのことです。アークハートの著書『Logopandecteision』に含まれるこの64-数のパズルは、頻度分析や置換法を用いた数多くの試みにもかかわらず、未解決のまま残されてきました。
同モデルは、176,000トークンを消費した後、約44分で解読に到達しました。この突破口は、ある単純な手がかりを特定したことから得られました。鍵となるのは外部のアルファベットではなく、テキスト自体でした。モデルは、同書に含まれる32個の導入的な注釈のシリーズである「Proquiritations」のインデックスとして数字を用いることで、特定の単語の最初の文字を抽出し、チャールズ2世への王党派の祈祷文を明らかにしました。
Fable 5.1は、関連するより大規模なパズルとして知られる「Cyphral Octastich」の解読にも成功しました。この成果は、人間にとっての注意力がボトルネックとなっていた複雑なデータセットに対しても、AIモデルが粘り強く取り組むことで、歴史的な謎やアーカイブのパズルを解決できる可能性があることを示唆しています。
情報源:
- Claude Fable 5.1 Solves the Cyphral Distich, a 370-year-old cipher (Hacker News Frontpage, 2026-09-13)