llama.cpp v0.4.1 がリリースされ、複数の新しいモデルアーキテクチャのサポートとさまざまな機能改善が導入されました。主なアップデートには、Maple 20B-A1B ternary MoEアーキテクチャ、Tencent Hy 4 (hy_v4) プレビューアーキテクチャ、および Spark2.5 のサポートが含まれています。
新機能および改善
- モデルサポート: Maple 20B-A1B (CPU)、Tencent Hy 4,、および Spark2.5 のアーキテクチャを追加しました。
- コアの強化: 内部的な
common_schema表記によるJSONスキーマ処理のリファクタリングを行い、特化したチャットパーサーをcommon/parsersに分割しました。 - ロギングおよびCLI:
--log-jsonlを介した構造化JSONLロギングを追加し、--mmap、--mlock、および--direct-ioを非推奨とし、代わりに--load-mode引数を導入しました。 - ビルドの改善: ビルド時間の短縮のため、PCH (Precompiled Headers) および unity build のサポートを追加しました。
- UIのアップデート: チャットメッセージのレンダリングパフォーマンスを向上させ、UIアセットのキャッシング機能を追加しました。
バグ修正
- モデルの修正: Graniteモデルのパラメータ数を修正し、Qwen、Kimi、および GLMモデルのGDN正規化を修正しました。
- サーバーの安定性: 同一モデルへの複数リクエスト中に発生するLRUハングを修正し、マルチモーダル(画像)入力後の投機的デコーディングの問題を解決しました。
- メモリおよびパフォーマンス: DeepSeek2 および GLM-MoE のMTPコンテキストKVキャッシュ割り当てを修正し、iGPUにおけるレイジーテンソルロードをデフォルトで無効化しました。
出典(公式リリースノート):
- v0.4.1 (2026-09-14)