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大企業の非エンジニアによるAI開発が65%に、生成コードの検証不足やトラブル把握の遅れが課題に

ITmediaエンタープライズとキーマンズネットが実施した「開発におけるAIの活用に関する調査(2026年)」の結果により、大企業において非エンジニアによるAIを用いた開発が広がっている実態が明らかになった。

同調査において、AIを利用している大企業の回答者の65.0%が、非エンジニアによる開発を実施していると回答した。また、大企業の回答者の50.0%が「全社で利用している」と答えており、非エンジニアによる開発が進む一方で、AIの利用範囲が組織全体へ拡大していることが示された。

しかし、拡大する利用状況に対して、ガバナンスや検証体制の整備が追いついていない懸念もある。開発でAIを利用している大企業の回答者の55.0%が、AI利用に伴うIT部門の対応が必要なトラブルや事件が発生した際、その発生を「把握できていない・分からない」と回答した。

コードの品質についても課題が残る。大企業の回答者の33.3%が、AI生成コードの検証をしていないために「エラーや欠陥の質が分からない」と回答し、これが最も多い回答となった。また、大企業の回答者の46.0%が、生成されたコードの意図や構造を理解せずに使うことで「理解負債(コードの構造を把握できていない状態)」が蓄積することをデメリットとして挙げている。

今後の対策として、大企業の回答者の56.0%が「AI生成コードの品質や脆弱性を自動でチェック・監査するツールの導入」を求めた。IT部門の回答者においては、品質チェックツールの導入に加え、トークン消費量や利用コストを可視化・制限できる管理ツールの導入も、64.3%が求める項目として上位に挙げられた。

出典

  1. 大企業に勤める回答者の過半数が「非エンジニアによる開発を実施」 全社に行き渡ったコード、検証できているのか?【調査】 (ITmedia AI+、2026-09-30)