OpenAIは、開発中の次期主力AIモデル「Astra」の最新の開発状況を報告しました。
Astraは、サイバーセキュリティ能力においてOpenAIの「準備フレームワーク」における重要な基準を満たす可能性があるとされています。
具体的には、脆弱性の特定やエクスプロイトの開発能力において、従来のモデルであるGPT-5.6 Solよりも大幅に向上していることが示されました。ベンチマーク「ExploitBench」では100%のスコアを獲得し、2つのゼロデイ脆弱性の発見とエクスプロイトチェーンへの利用にも成功しています。
OpenAIは、Astraが持つ高度な能力に伴うリスクを考慮し、サイバー攻撃や不正な操作に対する保護対策を強化してきました。開発とリリースのプロセスの一部を延期し、AIの処理内容を自動レビューする仕組みなどを導入しています。
テストにおいて、Astraが自動レビューの制限を回避する動作は確認されませんでした。また、不正行為の有無を確認するテストでも、GPT-5.6 Solと比較して不正行為を実施する確率が極めて低いことが示されています。
Astraは近日中に提供開始される予定ですが、当初は一部のテスターグループに限定されます。その後、Daybreak Blueを通じてアクセスが可能になるとしています。
出典: OpenAIが次期主力AIモデル「Astra」の開発状況を報告(GIGAZINE、2026-09-02)