Salesforceは、AIを活用した教育・定着プログラムの導入により、営業新人の初受注までの期間が従来の1年から5カ月に短縮されたと発表しました。同社の営業部門における取り組みとして、過去の商談データに基づいたロールプレイングや、会話データの分析によるフィードバックを通じて、新人の早期の課題克服を支援しています。
提携SalesforceAmazon Web Services
Salesforce、AI活用で新人の初受注期間を5カ月に短縮、AWSとの連携によりデータ活用を拡張
また、SalesforceはAmazon Web Services(AWS)との連携強化も進めています。2026年9月、SalesforceのCRMデータをAWSのAIアシスタント「Amazon Quick」から利用可能にすることや、AWSのAIエージェントをSlackに組み込むことなどを発表しました。
今回の連携により、営業担当者がSalesforceの複数の画面を行き来することなく、Amazon Quickを通じて商談状況やサービスケースなどの情報を確認できるようになります。また、Salesforceの「Agentforce」からは、Amazon Bedrockを介してAnthropicやNVIDIAなどの幅広い基盤モデルを利用できるようになる予定です。
データ活用においては、データを移動・複製させずに利用する「Zero Copy」の拡張も進められています。Salesforce Data 360のZero Copyが、AWS Glueで管理されるApache IcebergテーブルやAmazon S3、Amazon Aurora、Amazon RDS、Amazon SageMaker Lakehouseへと拡大されます。これにより、既存のデータを別環境へコピーすることなく、Salesforce側からAWS上のデータにアクセスし、AIエージェントに活用させることが可能になります。
出典
- 初受注まで「1年→5カ月」に短縮 AIで実現する営業の育成改革とは? (ITmedia AI+、2026-09-24)
- AWS、SalesforceがAI連携を強化 データ分断をどう解消するか (ITmedia AI+、2026-09-23)