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提携GMOグローバルサイン・ホールディングスVESS Labs

GMOグローバルサインとVESS Labs、AIエージェント間の身元・権限確認を行う信頼基盤の実証を完了

GMOグローバルサイン・ホールディングスとVESS Labsは、企業を越えて取引するAIエージェントの身元や権限を確認する「信頼基盤」の共同実証を、2026年4月から9月にかけて実施したと発表しました。

AIエージェントが自律的に商品検索や発注、決済を行う時代を見据え、接続した相手のAIがどの企業に所属し、どの程度の取引権限を持っているかを、相手企業のシステムへ個別に問い合わせることなく確認できる仕組みの検証が行われました。

今回の実証では、検証可能なデジタル証明書(VC)を利用しています。これは発行者による電子署名によって、証明書の発行元や内容が改ざんされていないことを確認できる仕組みです。AIエージェントが提示するデジタル証明をその場で検証することで、事前に個別の合意を交わしていない企業同士でも、相手の身元や権限、人による承認の有無などを暗号技術によって確認することを目指しています。

実証では、両社がそれぞれ独立して開発した買い手側と売り手側のAIエージェントを接続し、相互の身元・権限確認から、人による購入承認、発注、模擬支払いまでの一連の流れを検証しました。2026年8月28日時点で、正常な取引に加え、認証情報の使い回しや失効済みの証明書の利用、購入内容の不正変更といった不正操作を想定したケースを含む281件の自動テストを実施し、すべて正常に完了したとしています。

両社は今回の知見を共同研究レポートにまとめ、公開しています。今後はオープンな標準仕様への対応を進めるとともに、一定の条件内でAIが自律的に取引する仕組みへの応用を検討していく方針です。

出典

  1. AI同士が取引する時代、「相手は誰か」をどう確認する? GMOが信頼基盤を実証 (ITmedia AI+、2026-09-25)