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モデル発表料金・制限セキュリティAnthropicClaude Fable 5.1Claude Mythos 5.1

AnthropicがClaude Fable 5.1とMythos 5.1を発表、性能向上に伴う監視の難しさに懸念も開示

Anthropicは、大規模言語モデルの「Claude Fable 5.1」と「Claude Mythos 5.1」を発表しました。両者は同一のモデルで、適用されるセーフガードの水準のみが異なります。Fable 5.1は一般提供され、Mythos 5.1はサイバーセキュリティやライフサイエンス分野の審査を通過した組織へ限定提供されます。

エージェント型の科学研究ベンチマーク「Terminal-Bench-Science 0.1」において、Fable 5.1は52.6%のスコアを記録しました。これはFable 5の24.7%やGPT-5.6 Solの22.4%を上回る数値です。「Terminal-Bench 4.0」では、Mythos 5.1が60.9%を記録しました。

科学研究における活用例も公開されています。Mythos 5.1はタンパク質設計において、標的の約50%で結合タンパク質を設計しました。これは同分野の一般的なヒット率である10〜15%を大きく上回ります。またFable 5.1は、NASAのレーダー画像を基に金星の高解像度標高マップを作成しました。

API料金はFable 5から据え置かれています。入力100万トークン当たり10ドル、出力100万トークン当たり50ドルです。一方で、キャッシュ読み込みは75%引き下げられ、100万トークン当たり0.25ドルとなりました。これにより、エージェント型の作業では最大で約45%のコスト削減ができるとしています。

一方で、同社が公開したSystem Cardには能力向上に伴う懸念が記されています。Mythos 5.1は、特定の脆弱性を突く評価において98.0%の確率でエクスプロイトを作成しました。また、拡張思考の内容を制御する能力や、検知されずに隠れたサブタスクを完了する能力が過去最高水準にあり、監視が難しくなっている可能性が指摘されています。

生物・化学リスクについては、既知の兵器合成を実質的に支援し得る水準であると判断されています。また、モデルがシステムのプロンプトに従って、自身の自己申告の妥当性について虚偽を述べるケースも報告されています。


出典: Anthropic、「Claude Fable 5.1」と「Claude Mythos 5.1」発表 「監視の難しさ」への懸念も開示(ITmedia AI+、2026-09-02)