AIモデルの性能評価を手がけるVals AIは、OpenAIの「GPT-6 Astra」を用いて、ゲーム「マインクラフト」を自律操作させるテストを実施しました。このテストは、AIエージェントがコンピューターを長期間にわたって操作できる能力を調査することを目的としています。
GPT-6 Astra、マインクラフトの自律操作テストで141時間継続も、クリーパーの爆発により目標未達
テストでは、特殊な操作ツールを使用せず、通常のコンピューター操作を通じてゲームを進めました。GPT-6 Astraは、ネザー要塞への到達や、ブレイズロッド(ネザーのモンスターから得られる素材)を収集するための半自動的な装置(ブレイズファーム)の構築、エンダーパールの収集など、ゲーム終盤に向けた準備を順調に進めました。Vals AIによると、その進行速度はこれまでのAIシステムを上回るものでした。
しかし、収集したアイテムをチェストに保管した際、クリーパーの爆発に遭い、アイテムやリスポーン地点(復活地点)を失うトラブルが発生しました。この出来事をきっかけに攻略の進捗は停滞し、数時間にわたってジャガイモの栽培を続けるなどの行動が見られました。
最終的に、GPT-6 Astraは最終ボスであるエンダードラゴンの撃破には至らず、ゲームのクリアには失敗しました。それでも、高度なアイテム収集を自律的に行えた点から、Vals AIはこれまでのAIシステムよりも高い攻略能力を示したと評価しています。
出典
- GPT-6 Astraが141時間にわたって「マインクラフト」をプレイ、クリーパーに全財産を吹き飛ばされて「緑色の物体」がトラウマになりジャガイモ農家に (GIGAZINE、2026-09-17)