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製品発表Microsoft Digital

Microsoft Digitalが仕様駆動開発を公開、AIによるコード生成より仕様の明確化を重視

Microsoft Digitalは、AIをソフトウェア開発に導入した際、個人の作業速度が向上してもチーム全体の生産性向上にはつながりにくいという課題に直面したと述べています。

同組織によれば、従来の開発における人間同士の「引き継ぎ」が原因の一つです。引き継ぎのたびに当初の意図が抜け落ちることで、AIによるコード生成の高速化が、実装のばらつきや手戻りを招く結果となりました。

こうした課題に対し、同組織は「仕様駆動開発(SDD)」を取り入れました。SDDでは、ビジネス上の目的やユーザーの要求、例外的なケースなどを仕様書にまとめ、チームメンバーとAIコーディングエージェントの共通の参照先として利用します。

仕様は開発の進行に合わせて更新し、コードやテストと同期させます。また、人間とAIが同じ前提で作業できるよう、設計原則やセキュリティ基準などの共通ルールを事前に定めています。

Microsoft Digitalは、SDDの実践にオープンソースの「GitHub Spec Kit」を利用しています。開発の流れは「仕様→計画→タスク→実装」となっており、AIにいきなりコードを書かせるのではなく、最初に目的や条件を固めるプロセスを重視しています。

SDDでは、AIエージェントが仕様に基づいてコード、テスト、ドキュメントを生成します。エンジニアは生成結果のレビューや、開発の意図が正しく反映されているかの確認に時間を割くことになります。


出典: Microsoftが明かした「AIでチーム全体を速くする」開発術、重要なのはコード生成より「仕様書」(GIGAZINE、2026-09-04)