日本語

ニュース

Wayland向け統合型デスクトップシェル「Noctalia」v5がベータ版として公開

Noctaliaは、LinuxのWayland環境向けに開発されたネイティブデスクトップシェルです。従来のように複数の小規模ツールを組み合わせるのではなく、バーやウィジェット、ドック、ランチャー、コントロールセンター、通知、壁紙、ロック画面、セッション操作、クリップボード履歴、OSD、トレイ統合、デスクトップウィジェットといったシェル層の機能を1つのツールに統合しています。

このプロジェクトはWaylandとOpenGL ESを直接基盤としており、QtやGTKへの依存はありません。UI、レンダリング、設定、IPCモデルが1つのまとまったシェルとして設計されている点が特徴です。

現在公開されているのはv5のベータ版です。コア機能とアーキテクチャは安定化に向かっていますが、最終リリースに向けて設定や挙動の調整が発生する可能性があるとしています。

対応するコンポジタは、layer-shellプロトコルをサポートするものが対象です。Niri、Hyprland、Sway、Scroll、Mango、Labwc、Triad、dwlなどが現在の統合リストに含まれています。その他のコンポジタでも動作する場合がありますが、プロトコルやIPCの仕様によって統合の範囲が限定されることがあります。

Noctaliaはデスクトップシェルであり、完全なデスクトップ環境ではありません。ウィンドウ管理やタイル化、ファイル管理、リムーバブルドライブのマウント、プリンタ管理、スクリーンミラーリングなどはコンポジタや専用アプリケーション、システムサービスの役割としています。

プラグインシステムも備わっており、ユーザーが追加した拡張機能を通じて、バーのウィジェット、ランチャープロバイダ、デスクトップウィジェット、パネル、ショートカット、バックグラウンドサービス、コンポジタ固有の機能、ハードウェア固有のコントロール、サードパーティサービスの統合などが可能です。


出典: Noctia: A sleek and minimal desktop shell thoughtfully crafted for Wayland(HN 97pt・43コメント)(HN Search (backfill)、2026-02-01)