SAPは、認定試験の一部でAIツールの利用を認めている。これに加え、従来の多肢選択式を中心とした試験から、実際のSAPシステムを操作して業務シナリオに対応する実践型の評価へと移行した。
新方式には、システム上でタスクを完遂させる「system-based assessment」と、現実の業務を想定した「scenario-based assessment」の2種類がある。後者では、AIアバターとのロールプレイを通じてソリューションを提案する形式も含まれる。SAPによれば、2026年5月時点で、すでに10万件以上の新方式による試験が実施されている。
この変更の狙いは、知識の再生能力ではなく、AIやドキュメントなどのツールを適切に活用して、現実の業務課題を解決する能力を評価することにある。試験では、SAP Help Portalなどのリソースに加え、対象となる試験では「SAP Joule for Consultants」などのAIツールも利用できるオープンブック形式を採用している。
出典
- 新SAP認定試験は「AIの利用OK」 実践型の新方式で備えるべきことは? (ITmedia AI+、2026-09-09)