製造業領域に特化した市場情報調査・データ提供基盤を開発するListerは2026年9月24日、フィジカルAI関連企業の役割や構成を整理した「フィジカルAI実装エコシステム分析レポート2026」を公開した。
フィジカルAIとは、AIがデジタル空間を超え、ロボットや自動化設備を通じて現実の現場で動作する技術を指す。同社の分析では、ロボットやAIの開発元だけでなく、現場の設備を既存環境に組み込むシステムインテグレーター(SI)や、販売・流通、運用・保守、専門サービス、自動化(マテハン)といった多様なプレーヤーを「実装エコシステム」として分類している。
産業別の構成では、SI・システム統合は製造業との関連が74.8%と高く、自動化は物流・倉庫において58.4%と最も高い割合を示した。また、SI企業においてはロボティクスや身体性に関する技術との関連が81.6%に達している。
同社は、これらの数値は企業能力の評価ではなく、あくまで業界展開や役割の重なりを可視化するためのものであるとしている。レポートの詳細は、同社が公開している特設サイトおよびPDF版で確認できる。
出典
- ロボットを入れれば終わりじゃない フィジカルAIを現場で動かす企業の役割とは (ITmedia AI+、2026-09-28)