キユーピーは、自律型AIエージェント「Devin」を活用し、工場シミュレーションモデルの開発工数を削減する検証を行ったと発表しました。DeNA AI Linkの伴走支援のもと、Siemens製のシミュレーションソフトウェア「Plant Simulation」におけるモデル開発の効率化を検証しています。
シミュレーションモデルの構築には、専用ソフトウェアの操作に加え、専門言語「SimTalk」の高度な知識が必要であり、業務の属人化が課題となっていました。今回の取り組みでは、クラウド版のDevinでノウハウの共有と基盤構築を行い、ローカル環境での実行と修正には「Devin CLI」を用いることで、AIが自律的にコードを実行・検証する仕組みを構築しました。
検証の結果、従来は手作業で8.5人日を要すると想定される1モデルあたりの開発工数を1.8人日に短縮し、工数を78.8%削減することを確認しました。キユーピーは今後、対応するシミュレーションの範囲を拡大し、現場の担当者が自然言語でモデルを構築できる体制の実現を目指します。
出典
- キユーピー、AIで工場シミュレーションモデルの開発工数を8割削減 3つの壁をどう乗り越えた? (ITmedia AI+、2026-09-22)
- DeNA