Amazon Web Services(AWS)は、GPTやClaude、Gemini、Ollamaなどの主要な大規模言語モデル(LLM)やLLMランタイムを基盤として、高性能なAIエージェントを簡単に自作できるツール「Strandsハーネス(Strands harness)」をオープンソースで公開しました。
製品発表Amazon Web ServicesStrandsハーネス
AWS、AIエージェントを自作できる「Strandsハーネス」をオープンソースで公開
AIエージェントは、指示された目標や環境設定などのコンテキストを長期的に記憶する仕組みや、ファイル、ネットワーク、データベース、APIといった外部ツールへのアクセス、ポリシーから逸脱して動作しないようにするガードレールなどで構成される「ハーネス(周辺環境)」を組み合わせて構築されます。
Strandsハーネスは、Amazon Bedrock上のモデルだけでなく、AnthropicのClaude、OpenAIのGPT、GoogleのGemini、さらにはOllamaなど、幅広いモデルに対応しています。数行のコードを記述するだけで、シェルの実行、ファイルの読み書き、Web検索といった機能を備えたエージェントを構築できます。
また、プロンプトキャッシングやコンテキスト管理の機能を備えています。例えば、コンテキストウィンドウ(モデルが一度に扱える情報量)が85%を超えると要約による圧縮を行い、コンテキストのオーバーフローが発生した場合にはループ内でコンテキストの復元が行われる、といった処理が可能です。
構築したエージェントは、後からLLMを入れ替えることができるほか、Linuxコンテナを備えたあらゆる環境にデプロイできます。これにより、特定のLLMや特定のクラウド環境に依存しない、カスタマイズ性の高いエージェントの構築が可能です。
出典
- AWS、AIエージェントを自作できるツール「Strandsハーネス」をオープンソースで公開。特定のLLMに依存せず入れ替え可能、任意のコンテナ環境にデプロイ (Publickey、2026-09-28)