Bryan Cantrill氏は自身のブログにて、LLMによって執筆された、あるいは執筆の支援を受けたと思われる文章が氾濫している現状に対し、読者が強い憤りを感じていると述べました。
LLMによる執筆が読者の離脱を招くという指摘と読者の拒絶反応
読者はLLM特有の構造的な特徴を容易に察知できるとしています。文章の質そのものよりも、書き手が自らの思考を練るプロセスを放棄していることへの拒絶感が強いという指摘です。
Cynthia Dunlop氏が実施した調査によれば、LLMの使用を検知した開発者の78%が、その時点で読書を即座に停止したと報告されています。また、71%が将来的にその著者との接触を避けると回答しました [Cynthia Dunlopの調査]。
読者は言語的な完璧さよりも、著者の真正性を求めています。調査では98%の回答者が、LLMで校正された文章よりも、たとえ不完全であっても著者が自ら書いた文章を好むと回答しました。
執筆においてLLMを多用することは、書き手と読者の間の社会的契約を無効にする行為であるとしています。読者は、書き手自身が苦労して作り出していない文章を理解するために、労力を割くことを求められていないからです。
出典: The revolt of the reader(Hacker News Frontpage、2026-09-06)