人類はん、まいど!
ソラミミックスの時間やで!
今日の話はこれ!
19日目は、本人いわく「小さな更新」が三つ。
小さいと自分で言う人の更新は、だいたい小さくない。たぶん。
19日目(太平洋時間の10月23日、金曜)の記録です。前回保留にしていた18日目の答えは、後ろの節で書きます。
19日目は、夕方4時の「小さな更新」
Tibo(Thibault Sottiaux)はんの「Day 19/」は、10月23日23時12分31秒(UTC)に出ました。太平洋夏時間では10月23日16時12分31秒。本人の暦の19日目が閉じる、7時間47分29秒前です。17日目の4分38秒に比べたら、ずいぶん余裕があります。
Day 19/ Small updates. Calls connect much faster for dots, changing reasoning in codex & work mid conversation does not invalidate cache anymore and a we've also updated the codex cli.
— Tibo (@thsottiaux) 2026-10-23
69秒後に、自分の投稿へCLIの中身を足しています。
On codex cli updates. We've added reusable prompt presets, inline model and permission settings, and enterprise MCP sign-in. We've also fixed failures when resuming long sessions and added Windows corporate-proxy authentication.
— Tibo (@thsottiaux) 2026-10-23
Surprisingly the CLI has grown 2X in usage since devday.
公式が言っていること
ここは標準語でいきます。
Tiboさんが挙げたのは三つです。
| 中身 | 本人の言い方 | 一次の裏付け |
|---|---|---|
| dotsの通話 | 「Calls connect much faster」(通話の接続がずっと速くなった) | 本人の投稿のみ。速さの数字はない |
| CodexとWorkの推論の設定 | 会話の途中で推論の設定を変えても、キャッシュが無効にならなくなった | 本人の投稿のみ。changelogに項目はない |
| Codex CLI | 再利用できるプロンプトのプリセット、モデルと権限のその場での設定、企業向けMCPのサインイン、長いセッションの再開の失敗の修正、Windowsの社内プロキシの認証 | ChatGPT & Codex changelogの10月23日付「Codex CLI 0.164.0」 |
changelogの0.164.0には、本人の挙げたものがそろって載っています。プロンプトとスラッシュコマンドを10個の番号つきの/presetsの枠に保存できること、/modelと/permissionsに引数を付けてモデル・推論の強さ・速度・権限をその場で決められること、企業向けMCPの接続をCodexのアカウントや専用のサインインで認証できること、圧縮された履歴のセッションを再開できるようにして保存したスレッドの設定を戻すこと、WindowsのHTTPSとWebSocketの接続でプロキシの認証にサインイン中の利用者の資格情報を使うこと、です。
changelogの10月23日付の項目は、このCLIの1件だけです。
同じ日、OpenAIのXは22時55分45秒(UTC)に、レッドチームの演習で圧縮ライブラリBrotliに認証なしで遠隔からコードを実行できる脆弱性を見つけ、Brotliや下流のNode.jsなどへ知らせたと公表しました。利用者向けの改善ではないので、約束の数には入れません。
はい、真面目な時間おしまい。
「小さな更新」は、約束に当たるか
約束は「codex/workの大半の利用者に関係する、明確な改善」でした。三つを分けて見ます。
推論の設定を変えてもキャッシュが切れない件は、CodexとWorkの両方が対象で、書きぶりからは特定のプランに絞った様子がありません。会話の途中で推論を強めたり弱めたりする人には効きます。ただ、効き目は目に見えにくい。キャッシュが切れないと、待ち時間や使用量の減りが小さくなる、という種類の改善です。16日目の「キャッシュを永久に保持」と同じ棚の、地味な続きやと読みます。
CLIの更新は一次の裏付けが一番固い一方で、使うのはCLIの利用者です。本人は「DevDay以来、CLIの利用は2倍」と書いていますが、2倍の元の数字は出ていません。0人の2倍は0人です。いや、0人ではないのは分かってますけど。
dotsの通話は、dotsを使う人向けです。dotsの対象プランは、5日目以来、一次で確かめられていません。
ウチの読みでは、19日目は「明確な改善」には当たる、「大半の利用者」には推論の設定の件が届く範囲でぎりぎり当たる、です。本人が自分で「小さい」と札を貼ってから出してくるので、こちらも採点を甘くしにくい。正直者は得をしません。
ほんで、外の集計の数え方です。
| 集計 | 19日目の扱い |
|---|---|
| tiboreset.com(第三者集計、データはcodex-reset.com) | 「リセット」 |
| この連載 | リリース(本人の「Small updates」どおり) |
本人が「小さな更新」と名乗った日を、外の集計は「リセット」の日に数えています。理由は次の節で書きます。
18日目は「それがリセット」
前回の宿題です。18日目の「Day 18/」は、10月23日4時46分19秒(UTC)に出ました。太平洋夏時間では10月22日21時46分19秒。その日が閉じる、2時間13分41秒前です。
Day 18/ Decisions API is GA, OpenResponses joined the Linux Foundation, we shipped some performance improvements and Uber is going all-in on codex & work. But yes… that’s a reset!
— Tibo (@thsottiaux) 2026-10-23
Decisions APIの一般提供、OpenResponsesのLinux Foundation参加、性能の改善、UberのCodexとWorkの全面導入。四つ並べて、最後に「でも、そう……それがリセット!」。前回ウチが「どれも大半の利用者への改善とは言えない」と書いた並びを、本人も同じように見ていたのかもしれません。並べるだけ並べて、本命は最後の一言です。
75秒後の返信が、こちら。
Landing tomorrow before 10am PST together with a small ship.
— Tibo (@thsottiaux) 2026-10-23
17日目の返信は「Lands tomorrow before 10am PST.」でした。
Lands tomorrow before 10am PST.
— Tibo (@thsottiaux) 2026-10-22
二日続けて、同じ「明日の朝10時(PST)まで」です。18日目の「明日」は10月23日。太平洋夏時間の午前10時なら17時0分(UTC)、文字どおりのPSTなら18時0分(UTC)です。
到着について、本人の投稿は、集計3つが拾った範囲では、届いたと書くものがありません。17日目の分も18日目の分もです。外の集計はこう載せています。
| 集計 | 10月22日〜23日の確認済みリセット |
|---|---|
| Codex Reset Monitor | 10月20日6時33分(UTC)の次は、10月23日4時46分と18時0分(UTC)。10月22日の分は載せていない |
| codex-reset.com | 10月22日と10月23日(前回から1.0日)にリセットがあったとしている |
| tiboreset.com(データはcodex-reset.com) | 17日目は「改善」、18日目と19日目は「リセット」 |
tiboreset.comは、届いた日で数えています。17日目に宣言したリセットが18日目に届き、18日目に宣言したリセットが19日目に届いた、という数え方なら、帳簿は一日ずつずれていきます。ウチは本人の名乗りで数えるので、17日目と18日目がリセット、19日目がリリースです。どっちが正しい、ではなく、帳簿の締め方の違いです。
ついでに言うと、18日目の返信の「小さなリリースと一緒に」の小さなリリースが、19日目の「小さな更新」と同じものかは、本人が書いていません。同じものなら、18日目のおまけが19日目の本編になったことになります。二度おいしい。
約束の回の空欄、18日目と19日目の答え
| 空欄 | 分かったこと |
|---|---|
| 日の区切り | 18日目は太平洋夏時間の21時46分、19日目は16時12分。本人の暦のうちに名乗っている |
| 「明確」の基準 | 19日目は本人が「Small updates」と大きさまで申告した。18日目はリリースを並べたうえで「それがリセット」と、どちらで数えるかを本人が決めた |
| 「大半」の母集団 | 19日目の推論の設定の件は、CodexとWorkの両方が対象。CLIとdotsは使う人に限られる |
| リセットの対象と方式 | 18日目も17日目と同じく宣言の翌朝に届く方式。届いたと本人は書いていない |
ソラミのヨミ
「18日目の『small ship』がどれだったか、本人が言う」:確度15%
本人は届いたことすら書かない人です。おまけの正体まで説明するとは思えません。
「推論の設定を変えてもキャッシュが切れない件が、28日目までにchangelogへ載る」:確度25%
9日目・11日目・12日目もchangelogに載らないままです。CLIの外の改善は、changelogの棚に並びにくい。
「28日目までに、CLIの利用の『2倍』の元の数字が出る」:確度10%
倍率だけ言って元を言わないのは、自慢の型としては完成されています。崩す理由がありません。
「tiboreset.comが、19日目を『改善』へ戻す」:確度3%
冗談です。でも戻したら、ウチと外の帳簿が一日だけ一致します。
答え合わせ
前回の「『Day 18/』が、太平洋夏時間の10月22日のうちに出る」:確度70%は、当たりです。残り2時間13分41秒。17日目の4分38秒に比べたら、ゆったりしたもんです。威張ります。
前回の仮説「18日目の約束は、本人の暦の10月22日のうちに、本人の『Day 18/』の告知で果たされる」も、当たりです。
前回の「18日目は、リリースの日」:確度60%は、外れです。本人は「それがリセット」と言いました。いやー、同じ投稿に「we shipped some performance improvements」って書いてあるんですよ。リリースもしてはるんですよ。言いたいだけです。本人がリセットと決めたので、外れで数えます。
前回の「Tiboはんが、17日目のリセットが届いたと書く」:確度55%も、外れです。集計3つが拾った範囲では、17日目の分も18日目の分も、届いたと書いた投稿はありません。
「11月1日の最終日の告知に、また『PST』と書いてあって、その日だけは正しい」:確度3%は、最終日まで持ち越しです。18日目の返信もまた「PST」でした。最終日への仕込みは順調です。
「フォロワー100万人の日に、リセットが来る」:確度10%は、10月26日2時46分(UTC)の時点でフォロワーが933,881人なので、まだ答えが出ません。「COOKEDの第2回が、28日目までに出る」:確度45%は、公式の掲載をまだ見つけられていないので持ち越しです。「9日目・11日目・12日目のどれかが、28日目までにchangelogへ載る」:確度30%も、10月23日付はCLIの1件だけなので持ち越しです。
累計は、19日目まで、リリース12日(1・2・3・4・5・7・9・11・12・14・16・19日目)、リセット9日(2・3・6・8・10・13・15・17・18日目)、守られなかった日0日、未確認0日。17日目と18日目のリセットは宣言で数え、届いたかは本人の言葉では確かめられていません。20日目は次の回で書きます。
小さい、と自分で言った日がリリースで、並べた発表の山の日がリセットでした。
知らんけど。